

大学という名のついた専門学校を希望し、大学受験をする子どもたちが大量にいるならば、それに応えればいいではないか。そんな学部学科は文科省が大学として認めないという声があるかもしれない。いいではないですか。学部学科の名前は従来の定番のままでいいではないですか。それではどんな内容なのだと言われそうだが、そのヒントは村上龍著『13歳のハローワーク』(幻冬舎)の中にいっぱいあるであろう。今後、どんどん少子化か進む。その流れの中で、この改革に早期に成功しなければ、顧客である学生は専門学校に流れ、多くの「よき社会人養成大学」は校門を閉ざさざるを得なくなるであろう。現に専門学校の進学率は、年ごとに一七パーセント、一八パーセント、一九パーセントとじりじりと上がってきているのだから。
個別指導塾は、講師が生徒一人ひとりにかける時間をなるべく均等にできるように生徒の組み合わせを考えますが、そういう配慮をしていない個別指導塾があることも否定できません。ですから、こういった個別指導塾を選ぶ際には、生徒の組み合わせに配慮をしているかとうかを必ずチェックしてください。またカリキュラムも個別に講師が作成することが多く、これも功罪両面です。できる生徒はどんどん先に進めるし、できない生徒はマイペースでやっていけるのですが、本格的に受験をしようと思う生徒には情報も乏しいですし、受験対策もしっかりしていません。学校の授業プラスアルファ程度にしか利用できないのが現実です。個別指導は今や薄利多売方式塾ともいえるものなので仕方がないのです。家庭教師に教えてもらうよりはいろいろな面で神経を使わなくてすむし、教材も用意されていて、授業の振り替えや講習なども用意されている便利なものというように考えればいいのではないでしょうか。
>> 四谷学院個別指導教室
子どもは素直ですから、学校の授業を軽視する方向に傾いてしまうことすらあります。すでに習っているということで安心感と自信をもち、学校生活を前向きに過ごす方向に傾けばいいでしょうが、我が子がどっちに傾くかは予測できません。思春期を迎えるこの時期の子どもの心理ははかりがたいものです。そしてまた、たいていの予備校では学力別にクラス分けがされています。春期講習から入塾する生徒に関しては、国語と算数の試験の結果でクラスが決まります。そうして授業が始まると、国語と数学の実力に合わせて授業も教材も異なってしまうので、下位クラスから上位クラスへ上がる生徒は非常にまれです。何に関しても同じことが言えますが、上位クラスにあがることは下位クラスにおちることよりも数倍も難しいものです。たとえ同じ割合で上下の入れ替えがあったとしてもです。
英語を学ぼうとする人が増えるのは、大変望ましいことだと思います。でも、英語さえ話すことができれば、本当に外国の人たちと意思が通じ合うようになるのでしょうか。アメリカの小学校では、話す訓練が大変重要視されているようです。大学でも「ディベート」が盛んです。自分の考えをきちんと表現する技術は、社会で生きていくための基本的教養と見なされているのです。でも、日本ではどうでしょうか。小学生から政治家、ビジネスマンに至るまで、徹底的に議論して結論を出すことが軽視されている、むしろ避けた方がよいと考えられていると思われる節さえあります。ひょっとすると日本人は、英会話学校で初めて「話し方」の訓練を受けているのかもしれません。